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【杉村太蔵メールマガジン】〜タイゾーの投資家視点〜2024年11月10日号
<目次>
1) アメリカ大統領選挙について振り返りたいと思います
2) 人柄が勝敗を分けた?
3) 政策面での違い、ここがポイント!
4) 不安 vs 不満の本丸、経済対策!
5) 今後の日本経済への影響
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1)アメリカ大統領選挙について振り返りたいと思います━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さん、今回の選挙戦、一言で表すなら「不満のハリス vs 不安のトランプ」!このフレーズ、ぴったりじゃないですか?いやー、これまさに現職への不満が大爆発した選挙戦でしたよね。アメリカの国民がいかにこの4年間の民主党政権に対して不満を抱いていたかが見えてきますよ。
私もですね、「どっちが勝つか?」って問われたら、実際のところ予測できませんでした。正直、トランプさんが勝つとは思っていましたが、ここまで圧勝するとはね!いやいや、木村太郎さんなんかは最初から「トランプ圧勝だ!」って言っていましたけども、いやーすごいですよね、ズバリ的中ですよ。私なんかはむしろ、選挙の結果が出るまでに数日、場合によっては数週間かかるんじゃないかなって思ってたくらいで…。そう、意外だったのは、トランプさんが勝ったことよりも「トランプさんが圧勝した」っていうことですね!
でね、これを2016年の選挙と比較してみると、やっぱり今回も流れがよく似ていたんですよ。9月10日に討論会がありましたけど、その後は「ハリス氏の圧勝だ!」という世論が多かったんですよね。ところが、討論会と実際の選挙って違うんですよ!皆さん、この温度差、感じられましたか?
ハリス副大統領やバイデン大統領に対する不満がここまで積み上がっていたとは、正直驚きでしたね。で、トランプさんの方は、確かに「この人が大統領になったら何をしでかすか分からない」っていう不安もあります。でもその一方で「トランプさんなら、なんかやってくれるかも…!」という期待もあるんですよね。人々が不満を抱えているとき、それを解消してくれるかも、という期待が一番大事なんです!
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