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【杉村太蔵メールマガジン】
〜タイゾーの投資家視点〜
2024年10月16日号
<目次>
1)数字に強くなる、ということは、数字を見て一喜一憂できるかどうかです
2)続・インターネット投票について考えます。申し訳ないけどどう考えてもインターネット投票は難しいです。
3)政策論争よりも政治とカネの問題を許すか、許さないかの選挙戦になってしまいそうです
4)日米地位協定見直しもアジア版NATO創設も一言も触れることはなかった石破総理の所信表明演説への不信感
5)「全国一律の医療サービスを提供をするのが政府の責任ではないですか!」と厳しい追及を受けた時の小泉元総理の答弁
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1)数字に強くなる、ということは、数字を見て一喜一憂できるかどうかです
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「数字に強くなりたいです」という方がいらっしゃいます。「数字に強い人」というのは、どういう人でしょうか?私なりの回答を申し上げますと、数字に強いということは、その数字を見て一喜一憂できることですね。数字を見て、喜怒哀楽が表現できる。「すごいな!」とか「やったー!」「やばい!」とか、数字を見てそういった感情が湧くようになるというのが、数字に強くなる具体的な姿なのかなと思います。
だから、社長さんなんかはいろんなタイプの方がいらっしゃいますが、売上を見て、販管費を見て、営業利益を見て、経常利益を見て、最後に純利益を見て、という順番で確認する方もいます。逆に下から見る人もいますね。まず最初に「純利益はどのくらい?」と確認して、その次に「販管費はどうだ?」と。だいたい販管費というのはある程度一定なので、前月や前年比と大きく変わっていないか確認し、「なんかずいぶん変わってないか?どうなってるんだ?」と考えます。「あ、これが原因か」となるわけです。
そういったふうに数字を見て、一気に思考が回るというのが数字に強くなることです。例えば、
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